アン武さんの『殲血戦鬼エングライフェン』
2話まで
コメント来てたの今日知った、今知った。ごめんなさい。
天馬博士の続編というか同じ世界で少し後の別視点でのお話みたい。


初っ端難易度設定なるものの選択を迫られる。
戦闘はそんなにこだわらない方で、お話だけ追えればいい派な僕だけど貧乏性な僕だからノーマルを選ぶ。
そして直後に一騎うちのチュートリアルに突入。
解説を色々読みつつも、まあやってみた方が早そうな雰囲気。
武器の属性とか多すぎてちょっと頭を使わされるのが心配だけれどもまあ何とかなるだろう。
何とかならなかったら頭を使えばいいだけのこと。


一騎うちの場面は大抵単調な戦闘になりがちだからこういったシステムの導入は意欲的だと思う。
欲を言えばもうチョイ直観的なシステムだとなお良かったんだけど欲張りすぎかな。


んで本編。と思ったら天馬博士登場。まだ解説が続く模様。
本編の世界の解説が始り、長編ということで丁寧にご説明いただく。
唐突に助手登場。なんかすごい人だったらしい。


んでもってさらに唐突に抜き打ちテスト。
金が絡むとあっちゃ、逃せん。まあ、あんま金欲ない人間なんだけども。
結果正解4、超正解1。


んで(本日3回目)、オープニング。
よくオープニングとかイベントとかを見るか見ないか聞くやつがあるけど、僕個人としては問答無用でいいと思ってる。
中には選択させろって人もいるけど、SRCのシステム上大抵右クリックでブッ飛ばせるわけだし、せっかく作ったもんなら自信を持って見せつければいいと僕は思う。


それにしてもオープニングっていいよね。僕は技術的にもめんどくささ的にも作ったことないけど。
いや、5年くらい前超霊機戦記作る時に挑戦したんだけど挫折したってのがホントの話。


というわけでようやく本編の話にさしかかるわけだが、正直ちょっとここまでが長かった気がする。
天馬博士の件(クイズとか)はある程度省いてよかったんじゃあと思ったり。


内容が濃いので逐一書いてたら確実にぐだるので要所に絞って内容より全体の雰囲気にコメントする形で。


前作に引き続き思考を巡らせ状況説明するスタイルだが僕はここが好き。
話の作り方が丁寧で本来居ない筈のプレイヤーに対する説明を自問自答する形で自然にこなしているように思える。
おそらく助手ことムクロの記憶を追って行きながら物語が進んでいくのだろう。


また、視点の切り替え方も上手いと思う。
視点を散見させるとプレイヤーは混乱してしまうが、別の視点に移ってもその対象者の視点で明確に書ききっているから状況を見失いにくい。


青酸カリからの機転を利かせた回復や騙しこんで脱出などなど話の流れのうまさは相変わらず。正直見習いたい。
メタ的な部分も本編とは切り離されたところで天馬博士がやってくれるので許容できるし非常に先が楽しみな作品。


強いて言うならうおっまぶしはいらんかった。


あと、記憶喪失云々の話は共感する部分が多かった。いわゆる王道的な記憶喪失の物語のテンプレだろう。
うちのアレンも例にもれずと言ったところかな。