実に数ヶ月ぶりのシナリオプレイ。
プレイしたのはかじきんぐさんのテントエルモの虹。

テントエルモの虹1話

長いので
オープニングでは悪の組織のマッドサイエンティスト的な博士が出てきて野望を語るところから始まる。
そして主人公の回想らしきものへと移っていくのですが……


インチキ臭い日本語を話す叔父さんに吹く。
「その真剣な表情に嘘偽りは無い様に思えた……」
僕にはとてもじゃないけどそう思えマセーン。のっけからシュールさに引き込まれてしまいマシタ。
この後主人公が戦う事を決意した理由なんかが語られるのだけれども、最初のインパクトに全部持っていかれた感が否めないデース。


と、つかみは好感触なのですがテロップの表示位置が480x480に対して中心となるよう表示されているせいかTalkウィンドウが表示された状態から見ると位置がアンバランスで違和感がありました。
Talkウィンドウが無い状態でテロップを進行するか全体的にもう少し上に表示するようにした方が良かったのではないかと。


で、1話はオープニングの夢から覚めたところから始まります。
ペット?の天道虫のセブンスター十三世にまたも笑わされる。
妙に偉そうな名前に聞こえる。
どうやら6年前には七世がいたらしいから毎年変わってると言う計算に。
僕は無視はダメダメな人なのでよくわからないけど天道虫の寿命は1年ということなのかな。


叔父さんは相変わらずいい味が出てて面白い。
ジャック=キング的な胡散臭さとインチキ臭さをかもし出してる所とか。
とにかく全体的にキャラクターの味がいい感じ。
いろいろ音痴のほたるさんとかガタイはいいけど虫が致命的に駄目な力彦(僕も無視の羽音を聞くと条件反射で逃げモード)、駄目な所が妙に愛らしい。


そしてお約束のように街が悪の組織に襲われる。
ドドン級を連呼するカブトムシの兄貴と屑を連呼するクワガタの弟。
分かりやすい悪役で実にコミカルタッチなキャラクター、こういった作品にはお約束的に毎度やられるんだろうなぁと予想しつつ今後の登場にも期待が掛かる。


戦闘自体は1話ということで比較的簡単。
基地の上に陣取って軽く蹴散らす、が敵増援。
ストリークレインボウWEかっけえ。
ボーナス条件がトンボ戦艦の撃墜と言う事で基地の上から動かざるを得ない状況に。
ドドン級の兄貴の気力が120に達さない程度に敵の数を減らし、頃合いをみて動き出す。
反撃でドドン級の兄貴を弱めつつ弟の下へ、ストリークレインボウで一気に削る。
上手く覚悟を発動させつつ弟を倒して兄貴を潰そうと思ったら……
トンボだけでクリアーでした。
勝利条件にトンボでもクリアだって事を明示して欲しかった所。


エピローグではドドン級の兄貴覚醒!
プリン食ってこよって、面白すぎるぞ!
とにかくコミカルな掛け合いや王道な展開がやさぐれた心を癒す作品。
今日はガンダム見る前にやったけど、ガンダム見た後にやるべき作品に思えた。
大体1日1話ペースでプレイして、ガンダム1期最後を見た後に最終話をプレイしよう。