トラバ返し返し

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双子研究というものについては私もちょこっと聞いたことがあります。
一卵性双生児の場合研究対象としてなら国立に入りやすいとか。
モルモットですけど。

同じ遺伝情報を持っているから遺伝的な性質を調べるのにも環境的な違いを調べるのにも効果的であることは雨さんのところに書かれているものに異論は有りませんね。

ただ、一つだけ言っておきたい事は、例え同じ遺伝子を持って生まれ、同じ親に育てられたからといっても、『似ている』ことは否定できませんが『同じ』では無いということです。

人というのは双子だというだけで人の見方を無意識的に変えてしまうものです。
悪気は無いにせよ、どうしても双子であるというために比較してしまう人がほとんどです。

『同じ』だと思うが故に違いを探そうとし、何かと比べてしまうということはわからなくは無いのですが、それは知らず知らずの内に『二人で一セット』のように見てしまっているのではないでしょうか。

双子であれ兄弟であれ、まったくの他人であれ、その人はその人であり他のだれでもありません。
それなのに双子というだけで単数より複数で数えられるというのは中々に辛いものがあります。

人は知りたがる生き物です。
自分が知らないものや珍しいものには何かと興味を持つものです。
確かに双子というのは珍しいものなのかもしれません。
しかし、双子である前に一人の人間なのですから、双子として見る前に、一人の人間として見てあげていただければなと思います。

…とか凄まじい脱線をしつつ主張してみる。

ごめん、これもう心理学じゃないや…